写真は天井の下地を組んでいますが、
この天井には仕掛けがあります。
ちょうど作業をしている部分に間接照明で
壁を照らすようになります。
大工さんにとっては手間が掛かりますが、
照明が付くと、柔らかい光で明るく、
通常の天井付け照明とは
空間の雰囲気も全然違うようになります。
もう少し造作作業は続きますが、来週から塗装などの内装工事が行われる予定です。
写真は1階の天井部分ですが、
石膏ボードを2重に貼っているのが
わかると思います。(通常は1枚貼り)
この他にも通常とは違う施工が
何か所かあります。
この省令準耐火仕様にすることで火災保険料が割安になります。
その金額は建物の大きさにもよりますが、35年の期間ですと
30万円前後違ってきます。
ただ、この仕様にすると何点か制約があります。
一番問題なのが、構造材を見せることができないということです。
構造材は石膏ボードで囲う必要がありますので、
梁を見せた木の空間や柱を化粧で見せることが
非常に難しくなります。
また、施工変更による数万円以上のコストアップにもつながります。
そういった意味でも非常に悩む問題ですが、
フラット35をご利用の方で特に構造材を見せなくても良い方には
一昨年の改正以降、お勧めしています。
火災保険も最近、お得なプランをご紹介できる
業者さんと提携しましたので、
これから建てられる方のご相談にもお応えできそうです。