先日、軽井沢まで1泊2日でもくよう連さん主催の
「ゆるがないデザインを学ぶ」という建築ツアーに参加してきました。
建築に携わっている者にとっては誰もが知っている
有名な3人の建築家の名作を見れるツアーでした。
しかもその内部も拝見できるということで忙しい中でしたが、
申し込みをしました。
しかし、こんな機会はまずないため、参加申し込みが多すぎて
キャンセル待ちとなってしまいました。
半分あきらめかけていたのですが、知り合いの方の紹介で
半ば無理やり、参加させて頂きました。
「小さな森の家 (吉村山荘)」
「カニングハム・ハーモニーハウス」
設計:吉村順三
「レーモンド 夏の家」
「軽井沢 新スタジオ」
「聖パウロ教会」
設計:アントニン・レーモンド
「星野山荘」
設計:奥村昭雄
「レーモンド 夏の家」
(普段は美術館として利用されているため、
雨戸は閉まった状態)
「聖パウロ教会」
のみです。
あらためて何十年も前にこのような設計をされていたことに
ただ驚くばかりで、また写真ではなく実際に見ることで
その空間の心地よさや美しさに感動しきりでした。
また、その建物に愛着を持って過ごされている住まい手の方の
メンテナンスも行き届いていることがよくわかりました。
ある意味、建物の寿命は持ち主の方の愛着の深さに
比例するのだと思います。
もちろんそこにはメンテナンスのしやすさがあり、
より快適に暮らして頂けるような設計の工夫は欠かせません。
そんな家の提案をさらに磨いていきたいと感じることができ、
また、いろんな意味で大きな刺激を頂けたツアーでした。
今回、参加させて頂くにあたり、手配をして下さった方には
心から感謝致します。