防水シートを貼り終えてから防水検査を受けて、
問題ないのを確認したうえで、通気胴縁を施工しています。
この通気胴縁の上からラスという金網のようなものを貼っていき、
モルタルを塗っていきます。
この通気胴縁の役割は外壁の仕上げと下地板の間に
隙間を作り、その間に空気が流れるようにすることで
壁の中に湿気がこもるのを防ぎ、外壁の熱を逃がすことです。
内部では天井の下地を組んで、
電気の配線を行ったり、
設備の配管を施工しています。
昔に比べてこの電気の配線の量が何倍にも増えています。
その為、電気屋さんの作業量も増え、
インターネットや光通信などの発達によって
その種類も複雑になっています。
天井に這わせている配線の束を見ていると
1本1本配線が間違わないように作業をするのは
プロの職人さんだから当然かもしれませんが、
大変だと思います。
暑い時期になりましたが、職人さん達には
体調に気をつけて頑張って欲しいものです。