合板をしっかりと留め付けることで構造的に大事な役割をします。
そして内部では筋違いを配置することで構造的に必要な耐力を確保し
全体のバランスをとっています。
これからできる限り外部の作業を進めて、年内の作業を終える予定です。
写真は階段周りの造作工事ですが、
階段には最後にアイアンの手摺が取り付けられる予定です。
右の写真は階段を上がったホールの部分ですが、
この腰壁の高さは高すぎると圧迫感がでますし、
低すぎると怖さを感じます。
そうならないように経験上、導き出した
高さで施工してもらっています。
また、階段の段板はもちろんですが、
腰壁の一番上に入る笠木も無垢材を使うことで
年を経た時にその風合いも良い感じになると思っています。
何気ない一つ一つの部材ですが、違和感を感じさせない空間には
それぞれに理由のあるディテールで構成されていると思います。
今後もそんな空間を目指して家づくりに励んでいきたいと考えています。
OH様邸では年明けから塗装などの内装工事も始まる予定です。