OH様邸ではタイル工事が終わりました。
写真は玄関土間ですが、
ヨーロッパで使われていた
アンティークテラコッタを
使用しています。
実際に使われていた物ですので、
汚れなどはそのまま付いていますが、
とても味のある仕上がりになります。
右の写真はキッチン前のカウンターですが、この上にモザイクタイルを貼っています。
この角の部分にコーナーの部材を使用している為、
下地の寸法にかなりの精度が求められます。
非常に難しく、施工者泣かせのタイルでしたが、
大工さんとタイル屋さんの協力でなんとか綺麗に納まりました。
左の写真は洗面台の天板にも同じタイルを使用した様子です。
こちらも綺麗にタイルが割り付けられました。
洗面化粧台自体は家具屋さんに現場に合うサイズで造ってもらい、
その上から塗装を施しています。
この後、洗面ボウルや水栓金具を取り付けて、
縁にコーキングを施せば完了です。
普通のシステム化された洗面化粧台の場合、
既製品を設置して、水道と排水の接続を行えば完了なので、
それに比べると数倍、手間と時間が掛かります。
そのぶん既製品にはない注文住宅ならではの仕上がりになります。
日に日に仕上がっているので、施主様と同じように
私たちも完成が楽しみです。