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TY様邸気密測定

TY様邸で気密測定を行いました。
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結果はC値(隙間相当面積)が0.34cm2/m2と
かなり良い数値がでました。
今日は風が吹いていた為、
若干、正確な数値ではない
可能性があるのですが、
それでも測定士の方の話では
大きくは違わないとのことですし、
この数値は簡単には出ません。

これくらいの数値が出せるなら
わざわざコストアップする外貼り断熱や
ウレタンなどの発泡系の断熱材にする必要は
全くないというのが私の意見です。
ただ、勘違いしてはいけないのが、断熱・気密の施工をしっかりと
行える知識と施工体制があってこその賜物だということです。
大工さんの丁寧な施工が一番大事なのですが、
それが正しいかどうか判断できる施工管理者がいることも絶対条件です。

なぜこれほどC値にもこだわるかと言うと
いくら断熱性能を上げても気密性能がないと
暖かい空気や冷やした空気が逃げてしまい、
温度が外気と一緒になってしまうためです。

例えると魔法瓶のフタを開けた状態と言えます。
いくら魔法瓶の保温性が優れていてもフタを開けていると
時間と共に中の液体も外気の影響を受けます。
気密性が低いと言うことは極端に言うとこれと同じ状態と言えます。

逆にいくら気密性能が高くても断熱性能が低ければ、
同じように外気の影響を受けてしまいます。

これも例えるとペットボトルをイメージして頂くと良いと思います。
ペットボトルに暖かいお湯や冷えた水を入れてフタを閉めていても
時間と共に外気温の影響を受けて冷めたり、ぬるくなってしまいます。
これを防ぐために保温ホルダーに入れると長時間保温できるのと同じで
断熱はこの保温ホルダーの役割と考えて頂ければと思います。

断熱性と気密性はバランスよく両方の性能が
出て始めてその効力が最大限に発揮できます。
そう言う意味でそのバランスを考えることと
その施工の大事さが最近ようやく注目されてきました。
それでもまだ、グラスウールはダメみたいなことを言ってる業者もいるみたいですが・・・
私から言わせれば、そんなことを言うのは
自分の会社の施工能力の低さを宣伝しているようなものだと思います。
あまり敵を作りたくないので、この辺で止めておきます。(-_-;)

現場では壁紙も貼り終り、その上から塗装を行っています。

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塗装も白っぽい色なので、
写真ではほとんどわかりませんが、
近くで見るとよくわかります。

増税前と言うこともあり、どの業者も材料や職人さんの手配に
かなり苦しんでいるようです。
幸いにもオーブルホームでは、一般的な住宅会社では使わない材料や
いつもお願いする業者さんに早めに頼んでいる為、
工期の遅れもほとんどなく進んでいます。
それでも、職人さん達の中には他の現場よりも先に来てくれている人もいます。
本当にありがたい話で、職人さん達には心から感謝です。
そんな職人さん達と1棟1棟丁寧な家づくりを行っていきたいと
あらためて思う今日この頃です。

来週には外壁の吹き付け仕上げと内部の漆喰塗りを行う予定です。