ＫＭ様邸では断熱工事が進んでいます。
柱と柱の間にびっしりと隙間なく断熱材を丁寧に入れた後、
気密シートを全面に貼っています。
壁に入っている断熱材は高性能グラスウールでも
より密度の高いもので完全に自立するほどの物で
垂れ下がったり、将来に渡って上部に隙間が出る心配もありません。
また、気密シートをしっかりと施工して
隙間ができないように気密テープで処理をすることで
家全体の気密性を確保します。
いくら良い断熱材を使っていても気密性が低いと
その断熱効果が発揮されない為、断熱と気密は
セットで考える必要があります。
さらに、現場でその施工がしっかりとされていないと
設計した通りの断熱性能は全く確保できません。
その為にも現場に足を運んで、大工さんと確認をして
チェックする必要があります。
外部の作業も進んでいます。
防水シートを貼った後、
通気胴縁と言う、木の桟を
取付けました。
破風板と呼ばれる屋根の先に
付いた板はウエスタンレッドシダーと
言う耐久性のある木材を使用し、
軒裏にも化粧の板材を貼っています。
その上から塗装を施した
ラスと呼ばれる金網を
貼っています。
そしてこの上に
モルタルを塗っていきます。
内部では床のフローリング貼りの作業も始まっています。