KM様邸では内装の木部塗装が終わり、壁紙を貼っています。
手や足が触れる部分は
自然素材である
木を使うことで
触れる時の感触が
全然違うと思います。
それはちょっとしたことですが、
意外と人の感性にも影響を与えると
考えています。
私見になりますが、木に触れると柔らかく優しい気分になり、
ずっと触れていたい気持ちになります。
逆に樹脂シートのような人工的なものに触れると何か冷たく、
離れたい気分になります。
その為、私達が建てさせて頂く家ではできる限り、
触れる部分に木などの自然素材を多用しています。
ただ、汚れや色合いも大事だと思いますので、
自然塗料などの塗装を施して保護しています。
木部の塗装が終わった後、壁紙を貼る為に下地のパテ処理を行いました。
ボードの継ぎ目やビス頭にパテを詰めてサンドペーパーでこすりますが、
この作業を2度3度と繰り返して、ようやく下地が完成します。
特に天井は上を見ながらの作業になる為、かなり難しい作業になります。
また、このパテ処理がしっかりと出来ていないと
仕上がりに大きな差が出てしまいます。
特にオーブルホームで使う壁紙は紙のフラットなクロスなので
一般的なビニルクロスよりも貼るのが難しく、職人さんの腕が必要ですが、
その分、上質な仕上がりになります。
また、上から塗装で仕上げるので、汚れても拭いて取ることができ、
何度でも塗装することができる為、模様替えも比較的簡単に
ゴミを出さずに行えます。
そんな壁紙を貼り終えると塗装を行う予定です。