Ni様邸では大工さんの作業が進んでいます。
高性能グラスウールを使った断熱工事についてご紹介します。
まず、柱や間柱の間に
高性能グラスウール断熱材を
隙間なくびっしりと入れていきます。
この高性能グラスウールは
一般的によく使われる16k品ではなく、
24k以上の性能になります。
よく、断熱材がずり落ちたり、
下がると言うことを指摘する
業者や一般の方がいますが、
その心配は全くありません。
それは断熱材自体の密度が高く、自立するような物を使っている事と
梁まで隙間なく断熱材を入れている限り、
まず問題がないという事は実証されているからです。
天井には260mmもの断熱材を敷き込み、
壁・天井ともに気密シートを貼っていきます。
さらに、桟を取り付けて、付加断熱材を施工しています。
壁の合計の断熱厚みは155mmとなり、
断熱性能は北海道の省エネ基準以上になります。
Ni様邸の地域が少し寒い地域になる為に
このような断熱仕様としています。
何度も書いていますが、断熱性を高めるのに大事なのは
断熱材の種類ではなく、計算やシミュレーションを行って設計をすることと
現場で施工をしっかりと行い、その確認も確実に行うことです。
いくら良い材料を使っても地道な作業抜きには良い工事にはなりません。
現場はさらに進んで天井のボードも貼り終わり、
壁のボードや窓枠・建具枠の施工も行っています。
大工さんの作業は階段や造作収納などの造作工事が本格化しています。