昨日、長くなって年末のご挨拶が
書ききれませんでしたので
あらためて本日アップさせて頂きます。
12月に入ってバタバタする中
見学や研修などにも参加しておりました。
外壁材の検討を行う為に
10年以上経過した状態を確認しに
四国まで足を伸ばしてきました。
10年ほど経過して軒がほぼ無い
3階建て建物の地面付近なので
かなり条件は悪いですが
汚れ方はそれほどでもない印象。
経年変化をどう考えるかにもよりますが
使う材料によってメンテナンスの期間が
異なることも確認できましたので
今後のご提案の幅を広げる事ができそうです。
せっかく四国に行くからには
以前から行きたかった大塚国際美術館に
立ち寄ってきました。
ある懸賞で当たったチケットの期限が
切れてしまう前に見に行かないと
もったいないと思ったのもありますが・・
米津玄師さんが紅白で歌った事で
注目された美術館ですが
世界中の名画を原寸大の陶板で再現された
作品の数々は見ておきたかったです。
ゴッホの『ひまわり』を一同に
展示したスペースですが
焼失した幻の作品も再現されています。
見学していても館員が見張る事もなく
写真を撮ったり心ゆくまで見て
触れる事も出来るのには驚きです。
その作品自体を見る事も良いですが
職業病なのか、どうやって再現したのかが
気になってしょうがない。
ここまで精巧に再現するまでの
経緯には莫大な時間と労力が掛かった事が
容易に想像できます。
その再現力には畏怖の念すら覚えます。
実際に私がオーストリアの美術館で見た
クリムトの作品も展示されているとの事で
また見ることが出来ると楽しみにしていました。
しかし、現地で見た絵画の圧倒的な存在感と
魅力に惹きつけられた感覚とはほど遠く
綺麗に再現された印象しか残りませんでした。
これは個人的な意見ですし
決して展示されている作品が
魅力のないものだとは思いません。
それでも画家が魂を込めて
命を削る思いで描いた絵とは
訴え掛ける何かが違うと感じました。
そんな中でもこの作品には特に魅力を感じ
惹きつけられる感覚がありました。
有名な絵画と言う事以上に
いつかオランダに見に行ってみたいと
思うほどのインパクトがありました。
いずれにしても全て見て回るには時間が足りず
また見に行きたいと思える美術館でした。
そんな絵画に刺激を頂きましたので、
普段の仕事にも気持ちを込めて取り組んで
いきたいと思える良い機会となりました。
今年もいろいろな方にお世話になったおかげで
良い1年を過ごすことが出来ました。
心から感謝して新しい年を迎えたいと思います。
また来年もよろしくお願い致します。