神戸市須磨区のH様邸では
外壁のモルタル下地が完了しました。
熟練の左官屋さんが慣れた手つきで
モルタルを塗りのばしていき
その上にひび割れ防止用の
グラスファイバーメッシュを
伏せ込んだ後、コテで綺麗に
仕上げていきます。
モルタルを塗り終えてから
さらにシゴキ塗りと言う
表面を平滑にする為の
仕上げを行いました。
この後しっかりと乾いてから
吹付けの仕上げを行います。
内部では下地作業が進んでいます。
壁には仕上げの時に棚や重たい物を
取り付ける為に下地補強を
しっかりと行っていきます。
天井には屋根裏を点検する為の
点検口を設置しています。
この点検口は特殊な構造で
非常に高い断熱性と気密性を
合わせ持っている物です。
地味ですが、こういった下地段階の
作業で仕上げや性能へ大きな影響を
与える為、より慎重に施工しています。
そんな作業の結果を数値で確認する為
気密測定を行いました。
大きな送風機で家の中の空気を外に出し
その送風機の風量と圧力差から
家の隙間を測定します。
その結果ですが、C=0.3cm2/m2
と言う安定の相当隙間面積でした。
この数値でも十分な性能ですが
最近の結果が0.2程度だったことから
大工さんは悔しそうでした。
この0.1が与える影響は非常に小さいです。
それでも少しでもよくなればと
懸命に隙間を探す大工さんの姿勢と
プライドに脱帽です。
このような職人さん達と
仕事が出来るのはありがたい事です。
現場は違いますが
そんな職人さん達と
建てたお家の完成内覧会を
26日に開催します。
ご興味をお持ちの方は
この機会にぜひお越し下さい。