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ヨーロッパ漆喰塗りと造作引き出し

連休はどのように過ごされましたでしょうか?

私は打合せやプラン提案の準備、
普段できない事などで
時間が過ぎてしまった感じです。

とは言っても適度に休養が取れて
疲れなく、連休明けを迎えています。

神戸市須磨区のH様邸では
連休中も少し作業が進んでいます。

漆喰下地塗り

左官屋さんによる漆喰の下地塗りですが
ボードの目地やビス頭の
パテ処理をした上から
プラスターを全面に塗りました。

ヨーロッパ漆喰塗り

プラスター下地の上から
ヨーロッパ漆喰を塗っています。
淡いクリーム色の漆喰は
柔らかい雰囲気の仕上がりです。

ヨーロッパの漆喰は
日本の漆喰とは違い
細かい石は入っています。
綺麗にコテで仕上げても
石の凹凸が少し出た
独特の質感になります。

これは写真では表現が難しい為
実際にご覧頂かないとわかりません。

アール開口の漆喰塗り

アーチ状の開口も漆喰を塗る事で
角が丸く仕上がって
より柔らかい雰囲気に。

造作建具

ヨーロッパ漆喰塗りが終わると
建具屋さんが現場のサイズに合わせて
造作した建具の取付けを行いました。

既製品に無いサイズの
造作収納には平らで
シンプルな扉を造作。
その扉に色を塗ることで空間に
馴染ませたり、アクセントに出来ます。

造作引出し

キッチン背面の引き出し収納も
造作家具を作ることができる
建具屋さんに現場で施工してもらいました。

ドア以上に引き出しの造作は
現場での施工精度が必要です。
その為、専門的に加工を行っている
職人さんに加工してもらった方が安心です。

その分、コストが掛かる為
必要な部分以外は開きタイプの扉で
ご検討頂く事もあります。

さらにコストを抑えるには
扉を付けずに既製品の箱などを
入れて収納する事もご提案しています。

こういった収納の計画は
使い方やデザイン面で
大きく影響が出るため
お打合せの中で確認させて頂く要素です。

造作建具の取付けが終わり
その建具などの塗装も行っています。