神戸市垂水区のK様邸では基礎工事が完了しました。
配筋検査の後、土間部分の
コンクリートを施工しました。
コンクリートを流し込んだ後
タンパーと言う道具を使って
コンクリートの表面を叩いて
締め固めることでひび割れが
生じにくくなります。
さらにコテで押えていき
コンクリートの表面を平らに
仕上げていきます。
この作業はタイミングが大事で
コンクリートが固まる前に
順番に行っていく必要があります。
土間コンクリートの施工が終わり、
コンクリートが固まると
表面に正確な立ち上がりの位置に
墨で印を付けていきます。
その墨に合わせて型枠を組んでいき
アンカーボルトのセットが終わると
立上りコンクリートの施工を行いました。
ポンプ車と呼ばれるコンクリートを
流し込む為のホースの付いた
特殊な車で施工していきます。
立上りの型枠の中に慎重に流しながら
バイブレーターと呼ばれる振動機で
コンクリートに振動を与えていきます。
ここでもコンクリートの中の
空気を抜いたり、砂利や砂、セメントが
混ざり合うようにしていきます。
このような地道な作業によって
コンクリートの強度や表面を
良好な状態に仕上げます。
立上りのコンクリートの表面がある程度
固まるとレベラーと言う材料を流し込んで
表面を水平に仕上げます。
その後、コンクリートの急激な
乾燥を防ぐためにシートで覆って
しっかりと固まるまで養生します。
コンクリートが固まると型枠を外して
玄関やポーチ部分のかさ上げを行い
基礎外周の埋め戻しを行って
基礎工事が完了です。
基礎工事が終わると早速
建物外周部の水道や下水の
配管工事を行っています。
写真のように隣地との隙間が
狭いところでは建物の外壁が
出来てからの施工は難しく
外壁を傷つけてしまう
恐れもあります。
そんな事にならないように
先行して配管工事を行っています。
本来なら来週には土台敷きや
仮設足場を組んで
上棟を行う予定でしたが
ずっと天気が悪い予報です。
そのため急遽、1週間予定を
ずらして再来週の上棟予定になりました。
上棟の準備は10ヵ所程度
段取りを組み替えの為の
連絡が必要ですので
その調整が大変です。
漏れがないように
早めの段取りを心掛けています。