神戸市垂水区のK様邸では内部と外部の工事が進んでいます。
内部では大工さんが
階段の造作を行いました。
階段板はタモの無垢幅ハギ材になります。
あらかじめ溝などの加工を
施した物を大工さんが現場に
合わせて加工しながら施工しています。
2階から木製建具の枠も
取り付けています。
ドアや引き戸には
木に似せたシートではなく
本物の木で出来た
建具を使っています。
無垢の木が人に与える影響は
さまざま有りますが
最も大きいのは普段
建具に触れたり
目に入ることによって
癒しや安らぎを感じる
効果だと思っています。
それは長年そんな家に暮らしたり
家づくりに携わってきたからこそ
感じることでもあります。
その効果が実際に研究データとしても
裏付けられて論文などで発表されている為
余計にお薦めしたい要素です。
話は変わって現場では
第三者の方による
気密測定を行いました。
専用の測定器を使って
家の中と外の気圧差の変化から
家の隙間がどの程度
あるかを割り出します。
その測定結果です。
相当隙間面積C=0.2cm2/m2
と言う結果でした。
厳密にはC=0.16ですが
四捨五入されています。
いつもながら安定の結果が
出ていますので
確認を行った感じになります。
当たり前のように
良い数値を出していますが
これも大工さんをはじめ
職人さん達が丁寧な施工を
行ってくれているおかげです。
少し前になりますが
システムバスの施工も
完了しています。
外部では左官屋さんが
2回目のモルタルも
塗り終わりました。
グラスファイバーメッシュと言う
白い網目のシートのような物を
伏せ込むことでひび割れを
発生しにくくします。
モルタルを塗り終えてから
シゴキ材と呼ばれる
薄塗り用の材料を
もう一度塗って
表面を平滑に仕上げました。
この後、養生期間を空けて
しっかりと乾かしたのち
吹付けの仕上げを行う予定です。