神戸市垂水区のK様邸では建物の工事がほぼ終わりました。
少し前になりますが
洗面化粧台のカウンターと鏡の間には
タンバリンタイルを貼りました。
ミナペルホネンのデザイン好きには
たまらない素敵なタイルです。
焼き物ならではの色ムラや
凹凸のあるタイルは製作にも
かなり手間が掛かっていると思います。
そんなタイルを1枚1枚
タイル屋さんが貼っていきましたが
この後、洗面水栓を取り付けたり
周りのコーキングを施工して
ようやく洗面化粧台の工事が完了です。
メーカーの既製品でセットになった
洗面化粧台は出来上がった
洗面キャビネットを設置して
水道や下水の配管を接続するだけです。
本当に簡単で楽ですが
仕上げの選択肢はほぼありません。
機能性だけを考えると
それも良いと思います。
一方で普段、手を洗ったり
顔を洗う瞬間に好きな物が
目に入る暮らしって
心豊かな気分を味わえるのでは
ないかと思います。
それには愛着が持てる素材や
デザインなど手づくりの物の
キッチンの横壁にもタイルを貼っています。
これも風合いと艶や色ムラのある
独特な雰囲気のタイルです。
目地の汚れを気にされる方も多いですが
汚れにくい目地材を選び
色を考えることで意外と汚れません。
それは10年以上前に建てた方の
家を何度も見させて頂いているので
言えることでもあります。
玄関ポーチや土間部分にも
タイルを使用しています。
こちらも均一ではない
雰囲気のあるタイルです。
どれも写真では一部しか
伝わりませんが
実物をご覧になった方に
とても好評なのが
タイル仕上げです。
こちらは脱衣室に設置した
物干しアイアンバーです。
照明器具やガス乾燥機などの設置があり
タイトなスペースになる為
出来る限り有効に使えるように
サイズをオーダーしました。
外部ではウッドデッキの施工が終わりました。
ウッドデッキにはウリン材を使用して
耐久性と経年変化を楽しめる仕上げです。
外構工事も始まり
外回りの雰囲気も
徐々に変わっていますので
仕上りが楽しみです。