神戸市垂水区のＹ様邸では瑕疵保険の構造検査と中間検査が終わりました。
瑕疵保険の検査は構造を中心に
中間検査は法律上の問題がないか
どうかを主にチェックしています。
瑕疵保険の検査では構造金物や
ビスと釘の太さや間隔など
数百はある金物について
細かくチェックを行っていきます。
その中で1ヵ所、釘の間隔が
空いている部分の指摘がありましたが
その場で大工さんに修正してもらい
どちらも無事に合格です。
こちらはホールダウン金物と言い
基礎と柱を直接つなぐ
非常に大事な金物になります。
これがある事で地震の激しい揺れでも
柱が土台から抜けるのを防ぎます。
柱の上にも梁とつなぐ為に
大事な金物を取り付けています。
それぞれ引き抜きの力が
どれだけ掛かるか計算した上で
決まった金物を設置してます。
構造金物の施工が終わると
大工さんは樹脂サッシの
取付けを行いました。
Ｙ様邸は準防火地域のため
防火樹脂サッシを使用しています。
樹脂サッシでも防火認定に
通った商品を使用していますが
通常の物に比べると
コストがアップしてしまいます。
それでも費用対効果を考えると
樹脂サッシの選択が基本になると
考えています。
屋根にはガルバリウム鋼板を
改良してより耐久性の増した
ＳＧＬ鋼板を葺いています。
落ち着いた良い色ですが
玄関の庇以外はほとんど
見えないのが残念です。
中間検査も終わりましたので
外部では透湿防水シートの
施工を行っていきます。