一昨日になりますが、新住協の関西支部で事例発表をさせて頂きました。
新住協について詳しくはコチラを
ご覧頂ければと思いますが、
全国に800社以上の工務店や
設計事務所の会員がいる
日本の住宅性能の向上を目指す
民間の研究機関のような会です。
全国それぞれに支部があって
弊社の所属する関西支部は
2ヶ月に1回の研修会を行っています。
その研修会では会員の事例発表と
テーマに沿って技術的な話を中心に
毎回、いろんな方の発表があります。
先月、私に事例発表の依頼がありました。
正直なところ、今の仕事量を考えると
この時期は避けたかったのですが
いつも勉強させて頂いていますので
少しでもお役に立てればとお受けしました。
もちろん全ての会員が発表している訳でもなく
しっかりと高性能な家に取り組んで
実績がある会社に依頼がきます。
弊社もマスター会員として登録しており
10年以上、新住協の考え方を取り入れて
家づくりを行っているので、
発表出来るだけの実績を認めて
頂いての依頼でした。
発表は極力ダクトを使わずに
夏の全館冷房を行った事例を中心に
お話しをしたのですが
思った以上に質問を頂きました。
やはり関西では夏の暑さと
湿気の対策は特に関心が高く
皆さん試行錯誤されているのが
良くわかります。
私も発表をしたことで
資料作成やデータをまとめたりと
準備は大変でしたが
その過程で気づいた事や
今後に活かせる考えも浮かんで
とても良い機会となりました。
私が前座を務めたあと
新住協の理事であり、
仙人やレジェンドと呼ばれる
西方先生が登壇されました。
高断熱な家づくりについて
書籍や技術資料などで
私も大変参考にさせて頂いていて
本当に先生と言う存在です。
今回も今後の家づくりについて
より先進的で将来を見据えた
考えのお話しをされました。
70歳を越えて、なお研鑽と
目標を持って取り組まれている
姿勢は本当に頭が下がります。
また、私の発表についても
気を付けるべきポイントについて
ご指摘を頂き、大変参考になりました。
今後の家づくりに活かして
さらに良い家づくりになるように
取り組んでいきたいと思います。