神戸市垂水区のT様邸リノベーション工事では大工さんが造作工事を進めています。
造作階段の下地として
受け材を先行して施工しました。
この下地の割り付けや
位置出しが難しく
これが出来ない大工さんも
居ると言う話も聞きます。
それでもプレカットされた物を
現場で取り付ける作業が
出来れば何とかなるのが現状です。
いつもお願いしている
大工さんは慣れていますので
当たり前に墨出しから
造作階段を施工してきます。
階段にはタモの幅ハギ材を
使用していますが
すぐに養生している為
全体が見えるのは最後になります。
これで2階への上り下りも
しやすくなりました。
階段を上がったホール部分には
腰壁の手摺を造作しています。
この腰壁の笠木と呼ばれる
上の板も無垢材を使用してますが
美しい木目は柔らかい印象を与えてくれます。
壁や天井の下地ボードも
2階から貼り終えました。
収納内部の化粧ボードや
水回りの耐水ボードなど
貼り分けながらの施工です。
ボードを貼る段階で
ドアや引き戸などの
建具の枠も施工しています。
建具は木などの繊維材を
圧縮したボードにシートを
貼った物が主流ですが
経年変化や傷がついた時に
シートが剥がれて
みすぼらしくなります。
そんな事にならない様に弊社では
本物の木の枠や本体を使用しています。
2階の造作工事はほぼ完了した為
内装工事も続けて行っていく予定です。
1階ではシステムバスの施工が終わり
間仕切りの下地組みなども進んでいます。
1階は造作収納などの
造作工事が残っていますが
引き続き大工さんが
頑張ってくれています。
外部では窓周りの
コーキングの施工も行い
来週には足場を外す予定です。