先日、コラムに『北海道断熱修行の旅』をアップしました。
1月末の最も寒い時期にしか体感できない研修ツアーでしたので、忙しい中でしたが、何とか日程調整して参加させて頂きました。
また、2月末には大阪府の南まで家具と工務店をされている会社さんの見学や勉強会に、先月は京都で開催されていた『イッタラ展』に行ってきました。(忙しくアップできませんでしたが、遅ればせながら・・)
まずは大阪狭山市で家具と工務店をされている株式会社リーフさんを訪ねてきました。
リーフさんは新住協のメンバーであり空調設計講座でもご一緒したり、家づくりの方向性も似ている事があって、以前から興味がありました。
ちょうど2月末に近くで勉強会があるタイミングでお邪魔してきました。
『リーフビレッジ』と言う家具工房兼ショールームを運営されていて、その中に家具や小物までセレクトした物をおしゃれに展示されています。
何より興味を惹かれたのが、上質な木を使いながら、デザインにも磨きを掛けた家具や造作キッチン、洗面台など、その質の高さでした。
家具屋さんならではの本物の上質な木を使いながら、野暮ったくないデザインは使いたくなる物ばかりです。
造作キッチンや造作洗面台も得意とされていて、いろんな要望に応える事ができる柔軟さも魅力です。
木目の美しさや他にはない要望をお持ちの方にはお薦めしたいと思います。
家具の他にもインテリアとして使える雑貨や小物も一緒に展示販売されていて、家具と一体的な世界観を実現されています。こんな展示スペースを持たれているのは羨ましい限りです。
さらに近くで手掛けられている販売型モデルハウスも見学させて頂きました。
非常に質の高い住宅で耐震や断熱性能はもちろん、空調計画や機能性なども素晴らしかったです。
中でも造作キッチンや家具など、上質な仕上げを使いながらの販売価格は建築コストの高騰を考えるとかなり割安でお得な感じでした。
この日は定休日にも関わらず、快くご案内して下さった社長様とK様には本当に感謝です。
その後、隣の富田林市に移動して、勉強会に参加させて頂きました。
こちらは株式会社KEN建築工房さんの建築された平屋で自然素材を使ったこちらも上質なお家でした。
特に建具について参考になるお話しを聞けたので、今後のご提案に活かしていきたいと思います。
社長さんはまだ若くて勢いのある会社のショールームも見学させて頂き、とても元気を頂けたのと迷いのない割り切った考え方に刺激を頂きました。
住宅は暮らしのスタイルや社会環境、技術や素材の革新によって、かなり変化が進んでいます。
そんな中で常にアンテナを張って情報をキャッチしたり、勉強する事は欠かせません。
このような勉強会や見学などは目を養ったり、頭を柔らかくする良い機会になるので、今後も時間が許す限り参加したいと思います。
長くなりましたので、京都のイッタラ展については、また近いうちにアップします。