神戸市垂水区のKA様邸では外部の足場を外しました。
太陽光発電パネルの設置を行い
雨樋やシャッター雨戸の取付け等を
行ってから足場の解体を行いました。
足場が外れて外観が現れましたが
まだ手摺など正面の仕上げは残っています。
側面のガルバリウムの小波板は
シンプルな仕上がりです。
木製玄関ドアのベージュ色と
外壁の仕上げで優しい印象に。
足場が外れると1階の窓から
この景色が見えるように。
去年も神戸市須磨区のH様邸が
同じように足場を外した時に
桜を見る事が出来ました。
西面の窓になるため
夏の日射と構造的な面から
最小限の窓でも
しっかりと桜を見る事ができる
配置と高さで計画しました。
スタジオや住宅部分の
玄関ドアを開けた時にも
目の前に桜が広がる景色は
華やいだ気分にしてくれます。
スタジオの工事は基礎部分に
断熱材をしっかりと施工した上で
壁の段差がなくなるように
壁を調整する木の下地を施工しました。
このような断熱施工は壁が出来ると
見えなくなりますが
後からの施工が難しい部分です。
しっかりと大工さんと打合せをして
断熱工事を行っています。
2階の壁や天井の下地の
石膏ボードをある程度
貼った後、気密測定も行いました。
専用の機械を使って
室内の空気を外に排出して
気圧の差を測って
家の中にある隙間の
大きさを算出します。
ボードで全ての気密シートを
抑えた状態ではなかったので
測定結果が少し不安でした。
またこの日は風の影響で
なかなか測れませんでしたが
最終的には1回の測定で文句なしの結果に。
ちょっと見えにくいですが
C=0.2cm2/m2と安定の数値でした。
いつもながら大工さん達の
丁寧な施工があってこその結果です。
これから大工さんは造作工事を
本格的に行っていく予定です。