神戸市垂水区のKA様邸では大工さんの造作工事がほぼ終わりました。
KA様邸は規模も大きく
大工さんの造作が
盛りだくさんですので
今回はバレエスタジオの造作をご紹介。
こちらはバレエスタジオの
玄関ホールの造作カウンターと
ガラス枠のセットです。
バレエスタジオのスペースを
優先して他のスペースは
必要最小限で計画したため
少しでも使える空間は
フルに活用しています。
それにプラスして
ホールからバレエスタジオを
見る事が出来るだけでなく
スタジオから外の桜や緑を
見られるような計画です。
またスタジオ側には造作棚を設けて
音響機器や収納棚としています。
ホールには手洗いカウンターを設置。
これは手が洗いやすく、すっきりとした
ボウル一体型を計画しました。
前の壁にはオーバル型のミラーを
取り付ける予定です。
最後の方に造作した
階段の木製スリット手摺です。
こちらは定番になりましたが
独特の装飾が特徴的な
木の温かみのある手摺なのですが
実はこの後、塗装を行い
全然違う印象になります。
そんな大工さんの造作工事を
追いかけてクロス屋さんが
下地処理を行っていきました。
まずは広いバレエスタジオから
ボードの継ぎ目やビス頭の
パテを埋めてはサンドペーパーで
削る作業を繰り返します。
パテ処理を行い、平滑な面が出来ると
紙にウッドチップをすき込んだ
紙クロスをはりました。
すると壁や天井が白くなって
一気に明るくなりました。
紙クロスの上から
塗装を行うことで
色が変わりますので
それも楽しみです。
クロス屋さんも
まだ材料があって
作業しにくい中でも
頑張ってくれています。
塗装屋さんも合間に
木部の塗装や
壁紙が終わった所から
塗装を行う予定です。
工程的に厳しい中
GWの連休も返上で
作業を進めてくれる
職人さん達には
本当に感謝です。