神戸市灘区のKR様邸では地盤改良工事が終わり、基礎工事を行っています。
地盤改良工事に先立って
土留めの擁壁工事も行いました。
その後、確認申請が下りた
連休の平日に地盤改良工事を
施工してもらいました。
地盤改良は鋼管杭を施工しましたが
しっかりと杭頭の高さを確認して
基礎工事も注意をしながらの施工です。
基礎工事は地盤の高さを調整する為に
一部、土を足していき
しっかりと転圧(締固め)を行いました。
さらに砕石を敷いてから
もう一度、転圧を行いました。
地盤を締め固める為に
専用の転圧機を使って
振動を与えていきます。
その上から防湿シートを
基礎全面に敷いていき
外周部を中心に基礎の深い部分に
捨てコンクリートを施工しました。
捨てコンクリートの役割は
建物の正確な配置を墨で印を
付けていく事と型枠を釘で
留める為でもあります。
その墨を確認しながら
鉄筋を正確に組んでいきます。
鉄筋を図面通りに組んでいき
結束していく事を配筋と言います。
この配筋が完了した時点で
間違いがないか図面を確認しながら
チェックを行います。
私も確認していきますが
第三者による配筋検査も
行って頂きました。
一ヵ所指摘がありましたが
その場で修正を行い合格となりました。
写真でもわかる通り
鉄筋の間隔や組み方が
場所によって違います。
これは構造計算を行った結果
より力が掛かる所は鉄筋を多く
それほどでもない所は少なくて
良いという根拠がある為です。
そんな配筋も確認が出来ましたので
ベース部分のコンクリートから
施工を行っています。