神戸市灘区のKR様邸では大工さんの造作工事が進んでいます。
壁などで下地が必要な部分に
補強を行っています。
テレビ台を後から壁付けする場合や
造作収納や棚を取り付ける部分は
ビスでしっかりと留めつける為に
補強が必要です。
それらの場所を確認しながら
地味ですが大事な作業を行っています。
階段の上り口には
壁をアーチ型にくり抜いて
開口を造作しています。
綺麗なアールで下地を作って
仕上げは漆喰塗りを行う事で
独特の質感が生まれます。
毎日、上り下りする時に
目に入る部分だけに
少し凝った造作を施して
豊かな気持ちで過ごして
頂ければと思います。
階段の造作も完了しました。
これも大工さんが現場で造作して
階段下を少しでも
有効に使えるように
下地の寸法などを調整しています。
壁や天井の下地ボードを貼っています。
2階はロフトと勾配天井で
広がりのある空間に。
現場は酷暑の中ですが
ウインドエアコンと
スポットエアコンで
かなり快適な環境です。
このロフトに上がっても
暑くないのは屋根の断熱が
しっかりと効いているからです。
これからは大工さんの作業スピードと
精度にも影響が出る為
現場の環境も大事になります。
外部では先週には左官屋さんが
モルタルの中塗りを行いました。
白いシート状のものは
グラスファイバーメッシュで
モルタルの初期クラックを
抑えるために有効な部材です。
このメッシュを伏せこんで
しっかりと鏝で押さえたあと
しごき塗りを行いました。
しごき塗りはモルタル表面の
不陸を調整して平らにする為に
薄塗りの専用材で鏝でしごくように
塗る作業になります。
左官屋さんは外の作業で
暑さとの闘いですが
予定通りに終えてくれました。
あとはコーキングなどの作業を行い
さらに養生期間を空けて
いよいよ吹き付け仕上げを行う予定です。