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木製サッシと外付加断熱

神戸市垂水区のO様邸では工事が順調に進んでいます。

屋根ガルバリウム鋼板葺き

屋根は防水シートを貼り終えた後
続けてガルバリウム鋼板(SGL鋼板)を
葺き終えています。

この時期のガルバリウム鋼板葺きは
非常に危険です。
ただでさえ酷暑の中での作業に加えて
鋼板は日射熱で素手で触ると
火傷するほど熱くなります。

板金屋さんは本当に大変な環境の中でも
作業を無事に行ってくれました。

ホールダウン金物

内部では大工さんが構造金物などの
取り付けを行いました。

基礎と柱を緊結する大事な
引き寄せ金物は特に重要な金物です。

筋違と金物施工

筋違も構造的に重要で
金物も計算通りに
確実に施工していきます。

瑕疵保険構造検査

構造金物の取り付けが終わると
第三者による中間検査と
瑕疵保険の検査を受けましたが
それぞれ特に問題ありませんでした。

制震ダンパー

O様邸では制震ダンパーも施工しています。
小さい揺れでもしっかりと働く
制震ダンパーを採用しました。

外付加断熱と樹脂サッシ

続けて外壁の外張り付加断熱を施工しました。
付加断熱には高性能な
フェノールフォーム断熱材を
使用しています。
厚みを抑えながら性能を確保できる為
境界までの距離があまり無い地域で
採用することが多い断熱材です。

付加断熱と並行して樹脂サッシの
取り付けも行っています。
窓の樹脂サッシはほとんどが
トリプルガラスの仕様です。

高性能木製サッシ

道路面の窓はトリプルガラス入りの
木製サッシを取り付けています。
木製サッシは北欧など寒い地域で
使われるだけあって
非常に高性能です。
それだけでなく木の質感が
ナチュラルな雰囲気によく合います。

人気も高いのですが
コストが掛かるため
部分的に採用することが多いです。

外壁透湿防水シート貼り

窓と外張り付加断熱の施工が終わると
外壁の透湿防水シートを貼りました。

透湿防水シートを貼ったあと
通気胴縁を留めていきます。

雨水の浸入の心配が
なくなりましたので
安心してお盆休みに入れます。

最近、土地が決まり、設計申し込みを下さる方が
重なって先月末ごろからバタバタしてます。
お盆も業務が残っていますので
事務処理などを行う予定です。

今年は地震や台風など
自然災害を警戒しながらの
お盆になりますが
しっかりと対策をしつつ
休養も取りたいと思います。