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洗面壁タイル施工と内窓4枚ガラス

神戸市灘区のKR様邸では内部の作業がほぼ終わりました。

洗面前壁タイル

洗面化粧台はオーダーした
人工大理石のボウル一体型洗面カウンターと
3面鏡が綺麗に納まりました。

その後、タンバリンタイルを
壁に貼ってから水栓金具を取り付けています。
この順番を間違うと作業がしにくいだけでなく
綺麗に仕上がりません。

その点、セットになっている
システム型の洗面化粧台は
現場で取り付けるだけなので非常に楽です。
機能面でも問題ありませんが
造作の洗面台のように
愛着を持って使う事は
難しいのではないでしょうか。

日々、見たり使うたびに
少し気分がよくなるような
コーナーになればと思って
造作洗面台をご提案しています。

ハウスクリーニング

設備器具や照明器具などの
取り付けが終わると
床の養生をはがして
ハウスクリーニングを行いました。

床のオークフローリングが
現れて印象が大きく変わりました。

その後、審査機関による
完了検査も無事終了しています。

内窓と4枚ガラス

写真ではわかりにくいですが
FIX窓の一部には
内窓を施工しています。

内窓は通常リフォームで
窓の断熱性を高めるために
使われることが多く
新築で使うことは
一般的にはありません。

しかし、KR様邸では
新築時からご提案させて頂きました。

これは準防火地域で使用する
防火仕様の樹脂窓は
通常の樹脂窓に比べて
どうしても性能が低くなってしまうからです。

KR様のご希望として
断熱と省エネ性が高い家と
言う事がありました。
そのために壁の付加断熱も
行っていますが
窓の性能不足が否めません。
そこで今回の提案を行いました。

これによって外部の窓ガラスと合わせると
4枚のガラスが入った窓になります。

玄関土間タイル

他にも玄関土間部分のタイルも
貼り終わっています。

独特の質感のある300角タイルですが
違和感なく溶け込む仕上がりです。

濡れ縁

さらに掃き出し窓の前には
大工さんが濡れ縁を施工しました。

非常に堅く重い樹種を使用することで
雨ざらしでも数十年腐る事もありません。

この濡れ縁の前には庭を計画していて
現在、外構屋さんが作業を行っています。