西宮市のT様邸では大工さんの造作工事がほぼ終わりました。

少し広い玄関土間からリビングへの入り口には
幅広の木製アーチ枠を施工しています。
家の顔として、またお迎えする入り口として
ふさわしい存在感のアーチ枠です。
さらに木製アーチ枠に塗装を施して
全く違った印象の入り口に変わります。
このアーチ枠は木製なので
色を自由に付ける事ができ
しかも何度でも塗り重ねて
模様替えもできます。
また、物をぶつけやすい壁の角なども
木なので傷めても補修できるだけでなく
その凹みも家族の思い出として
残すこともできます。

リビングにはテレビ台と一体の
大容量の収納を造作しています。
天井部分には木製のモールディングで
装飾してエレガントな仕上がりに。
壁や建具と木製モールディングにも
塗装を施して一体感のある
コーナーになる予定です。

他にもリビングには少し大きなニッチを造作しています。
ニッチの奥の壁にはマグネットが付く
ボードを貼っていますが
仕上げは周りと同じになるため
違和感のない壁に磁石が付きます。

ロフトには夏用のエアコンを計画していますが
その空気の流れがスムーズにいくように
木製のスリット格子としています。
柔らかい印象になるように
丸い棒状の木を使用しました。

ロフトに上がる為のはしごも
基本的に木製のものを使用しています。
特にホールから上がるロフトは
少し難しい空間構成でサイズもシビアなため
無垢材で頑丈なはしごを造作しました。

先日、ご紹介したひな壇階段部分に
木製スリット手摺の造作も終わっています。
独特の装飾がある木の手摺ですが
これも塗装を行うことで
大きく印象が変わる予定です。
手摺の反対側(写真右側)の壁には
室内にガラス枠を造作する予定です。
インテリアのアクセントとして
水周りとの柔らかい仕切りとして計画しました。
他にも収納などの造作も終わり
内装工事が始まっていますので
また次回にご紹介します。