淡路市のM様邸では基礎工事が始まり、配筋検査も完了しました。

4月に建築基準法の改正があり
3月末までの駆け込み申請や
改正後の基準による審査機関の
審査に時間が掛かりましたが
無事に長期優良住宅まで申請が終わり
工事を着工することが出来ました。
200㎡以下の平屋については以前と変わらず
構造や省エネの判定が省略のままですので
審査自体は変わらないようです。
弊社では原則として長期優良住宅の認定を受ける為
そちらで構造や省エネはもちろん
劣化対策や維持管理などの対策も
基準を満たす仕様になります。
ですので、今までと何も仕様は変わりませんが
審査手数料の大幅な値上げにより
申請費が高くなったのと確認申請の期間が
長くなってしまいます。
その辺りを考慮して余裕を持った
申請を行っていく必要がありそうです。
そんなM様邸は地盤に問題がなかったため
基礎工事からになります。

まずは建物の外周部や地中梁部分を中心に
重機で掘削して、高さを合わせてから
転圧機で締め固めていきます。

締め固めた土の上に砕石を敷きならして
もう一度、転圧機を使って締め固めます。

砕石の上に防湿シートを隙間なく敷いていき
外周部や地中梁部分に
捨てコンクリートを施工します。
捨てコンクリートとは構造とは別で
建物の位置を正確に出す墨を付けたり
型枠を固定するための工程です。
この際に地鎮祭の時に神主様から預かった
鎮め物を埋めています。

建物の位置を出した墨を元に
鉄筋屋さんが図面の通りに
鉄筋を組んで結束していきます。
この鉄筋を並べて組んでいく事を配筋と言いますが
この配筋が終わった段階で検査を行います。
写真を撮り忘れてしまいましたが
第三者の方に来て頂き、鉄筋の太さや間隔、
本数などを細かくチェックしてもらいました。
検査では特に問題なく、合格でした。
ただ、私が確認を行った中で
少し是正をしてもらいました。
特に隠れてしまう部分のチェックは
いろんな目で見るのが大事です。
検査が終わったので土間部分の
コンクリートから施工していきます。