Sa様邸では瑕疵保険の構造検査と中間検査がありました。
第三者による瑕疵保険の検査は構造や防水など10年保証をカバーする保険になる為、筋違いや金物など構造的に重要な部分を一つ一つチェックしてもらっています。
そして、確認検査機関の中間検査では、特に法律的に問題がないか建物の配置や高さなどのチェックを中心に構造部分も含めてチェックを行ってもらいました。
両方の検査で重複する部分がありますが、2重のチェックを受けることでより抜けを減らせます。
もちろん、私もチェックを行いますので、3重のチェックで問題がないように確認していきます。
検査では細かい部分で指摘事項がありましたが、その場で直しました。
その後、外部では防水シートを貼り終えました。
外壁下地板は構造用面材を使用していますので、構造的に重要な為、検査の時に釘の間隔や深さなどを確認してもらっています。
その為、検査を行ってから防水シートを貼っていくので、検査直後にシートを貼る段取りを行っています。
直後にする理由はこのシートを貼ることで雨で外壁の下地板を濡らす心配がほぼなくなる為です。
外壁の下地板が数回濡れても構造的に問題があるわけではありませんが、濡らさないに越したことはないのと、ブルーシートでは完全に水を留めきれないので、この防水シートは出来る限り早く貼るようにしています。
今後はこの上から胴縁と呼ばれる木の桟を取り付けたり、軒天と呼ばれる軒の裏側の化粧板を貼っていく予定です。