姫路市のK様邸では外部の通気胴縁や軒天の施工も終わりました。
防腐防蟻処理された胴縁(木の桟)を取り付けていますが、現場で塗布すると防水シートが劣化する恐れがある為、工場で処理されたものを使用しています。
この上から通気用のラス(金網)を貼って、下地のモルタルを施工していく予定です。
内部では設備の配管や電気配線を行っています。
電気の配線もオール電化ということもあり、かなりの数があります。
スイッチやコンセントなど一つ一つ間違わないように電気屋さんが配線を行っています。
K様邸では2階に洗面台や浴室・トイレがある為、配管の数も多く、その経路に注意が必要でした。
2階にユニットバスの設置を行いますが、それに先立って、配管や吊架台の設置を行っています。
建物の外周部に浴室を計画した場合、この吊架台の設置は事前に行わないと断熱や気密の処理がきっちりとできません。
さらに防火上、外部面にはボードなどの施工が必要なのですが、吊架台の設置を先に行わないとボードを隙間なく貼れません。
これは当たり前だと思っていたのですが、大きな建材屋さんに聞くと事前に施工している所はほとんど無いとのことでした。
相当な数を卸している会社さんなので、そんな話を聞いて正直、驚きました。
正しく施工している会社はどれ程あるのかと少し怖くなりましたが、自社の施工はしっかりと行っていこうと改めて思います。