西宮市のUS様邸では外部の防水シートの後、通気胴縁の施工もほぼ終わりました。
透湿防水シートと呼ばれる特殊なシートを貼り終えて、とりあえず外部からの雨水の浸入の心配がなくなりました。
防腐防蟻処理された通気胴縁と呼ばれる木の桟を取り付けることでこの桟の間を空気が流れ、天井裏を通って屋根の頂上部から排気されます。
この空気の流れがあることで、空気の滞留がなく、湿気も外に排出されることになります。
外部の軒裏には空気の入口となる金物を取り付けています。
この部分から入った空気が壁の空気と一緒に屋根の頂上部から排出されます。
特に夏の暑くなった空気を排出する意味でも重要な役割を果たします。
内部では天井下地を組んで、設備屋さんが排水や給水の配管の仕込みを行い、電気屋さんが電気の配線や配管を行っています。
下地状態で行う重要な作業になる為、打合せを行って1本1本注意しながら施工しています。
大工さんは晴れれば外部の軒裏の板貼りを、雨が降れば断熱材の施工を行っています。