播磨町のKu様邸では基礎工事が始まっています。
まずは基礎の深さに合わせて建物外周部を中心に掘削を行っていきます。
Ku様邸は遺跡公園のすぐ横ということで、この時に埋蔵文化財の調査員の方が立会って確認を行いました。
それほど深く掘るわけではない為、埋蔵物も出ることなく、無事工事を進めることになりました。
もし遺跡が出てくれば大変で、工事がストップするだけではなく、文化財の調査が入り、費用を負担したり、建物を建てるのが困難になる場合もあるようですので、ひと安心です。
掘り終わるとまず、しっかりと締固めを行い、その上から砕石を敷き並べた後、さらに締固めを行います。
防湿シートを全面に敷いてから捨てコンクリートと呼ばれるコンクリートを施工しました。
この捨てコンクリートは基礎の位置を正確に出す為の墨を付けたり、型枠をしっかりと固定する為に施工しており、呼び名の通り、土間コンクリートのように構造的に重要な役割を果たす訳ではありません。
その上から基礎の配筋を行っています。
今日は瑕疵保険の配筋検査も行って頂き、特に問題もありませんでした。
引き続いて、土間のコンクリートも施工を行い、立上りのコンクリートへと順番に工事を行っていく予定です。