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今年もありがとうございました!

昨日で今年の営業は終了していましたが、ご挨拶は今日になってしまいました。
と言うのも現場は今日まで稼働しており、今日は現場の確認を行って、事務所の片付けなどを行っています。

神戸市灘区のTA様邸では外部の工事もひと段落しました。

ラス貼り

防水シートを貼り終えてから通気胴縁を取り付けて、軒の天井などの作業を行い、さらに通気ラス(金網)を貼りました。
こうすることでラスの裏側に空気が流れる隙間ができ、湿気を排出することができます。

外壁下塗り

ラスの上から左官屋さんが軽量モルタルの下塗りを行いました。
この後、養生期間を空けてもう一度、軽量モルタルを塗り、さらに養生した後、仕上げを行います。
年内にモルタルの下塗りまで終えることが出来たのは、職人さんや業者さんの協力があったからこそです。

特に屋根屋さんを筆頭に外装の職人さん達(板金屋さんやラス屋さん、左官屋さん)は今年の大雨から台風の被害以降、混乱が続いているようです。
依頼をしても予定通りに現場に入ることが出来ない状況だと他の工務店さんに聞いたり、分譲地などで外装が進んでいない家を見かけることも多いです。
そんな中、予定通りに作業を行って頂けるのは本当に有難く、おかげで気持ちよく新年を迎えることが出来ます。

いつも段取りよく現場が進むのは、職人さん達の協力があってこそなので、価格だけで選ぶのではなく、仕事の質を見極めた上で良い人達と仕事をしたいと考えています。
そんな意味で現在の協力業者さんにはとても恵まれていると思います。
来年の仕事はおかげ様で既に埋まっており、再来年の話もちらほら…、忙しい事も確定していますが、そんな中でも職人さん達と共に良い家を建てさせて頂きたいと思います。

また、今日は懐かしいお客さんがいらっしゃいました。
10年ほど前に建てさせて頂いたOBの施主様ですが、娘さんが中学生になられ、将来の仕事で建築士に興味を持たれたと言う事で、ご家族で話しを聞きに来られました。

今までも、施主様からお聞きしたところによると、お子さんが建築を志したという方が何人かいらっしゃいました。
小さいお子様ながらも注文住宅を建てる過程を感じ取られ、その家に住んで自分も建築に興味を持って頂けたのは、私達の仕事が少なからず影響を与えたのかもしれません。
それはとても嬉しい事でもあり、規範となれるように襟を正していこうと改めて思った次第です。
そんな一年の締めくくりとなった今日でした。

来年も家づくりを通して、関わる方々に少しでも良い影響を与えることができるように取り組んでいきたいと思っています。
今年もこのブログをお読み下さいまして、ありがとうございました。
新年は1月7日からの営業予定ですので、どうぞよろしくお願い致します。