神戸市灘区のTA様邸では大工さんの造作工事が進んでいます。
造作階段の施工も終わり、2階への上り下りがしやすくなりました。
1段の高さを抑えた計画としている為、緩い階段で上がりやすくなっています。
現場にはアンティークのガラス枠や建具などが運び込まれました。
こちらはアンティークの建具とセットで建具の上に入る大正ロマンな雰囲気でレトロ感のあるガラス枠になります。
下の建具には気泡ガラスが入っていて、このサイズに合わせて枠を作り、建具にも加工を施していきます。
TA様邸で最も難しい部分でもありますが、独特の雰囲気を楽しんで頂けそうです。
左はリビングと玄関の仕切りに入るアンティークのステンドグラスです。
希少なクリアガラスとデザインガラスの入ったステンドグラスでタイミングよく手に入るものをご提案して、気に入って頂いたものになります。
右に横になっているのは解体する前の家に使われていた進駐軍払い下げのキャビネットに入っていたガラス戸を確保して頂いていたものになります。
こちらも希少なもので階段の上り口に入れますが、大工さんと位置の確認などを行ってきました。
多くの造作材が入り、役者が揃った感じで造作工事もこれから大詰めを迎えます。
外部では2度目のモルタル塗りが行っています。
さらに表面を平滑に仕上げて、養生した後、仕上げを行う予定です。