神戸市垂水区のKY様邸では高性能グラスウール断熱材の施工が終わっています。
壁に自立するような高密度で高性能なグラスウールを丁寧に詰めていくと、このように柱の間にびっしりと詰まった状態になります。
断熱材の内側を気密シートで隙間なく覆うことで、空気と湿気を壁の中に入れないようにして、気密性を確保します。
2階の天井には26cmもの断熱材を施工することで室内の熱を逃がさないだけでなく、特に夏の屋根からの熱を防いでくれます。
天井や屋根の断熱をしっかり行うかどうかで2階の天井面の温度が大きく変わり、快適性に大きな影響を与えます。
断熱と気密はセットで考える必要があり、どちらか一方だけ高めても効果はそれほど見込めないばかりか、家に問題がでる事もある為、丁寧な設計と施工が欠かせません。
大工さんは床のフローリングもほぼ貼り終えました。
オーク3層フローリングは収縮が少ない為、目地の隙間や割れなどが出にくい特徴があります。
その分コストが掛かるのですが、床は簡単には貼り替えることが出来ないので、良いものを使った方が良いと考えています。
さらに大工さんは玄関ポーチ部分のアクセントとして板貼りを施工しました。
事前に塗装を行ったレッドウッドという耐久性の高い板材を使用しています。
外部ではラス貼りの後、1回目のモルタル塗りを行っています。