神戸市灘区のTA様邸では電気や設備の器具付けが終わり、床の養生も外れました。
こちらはアメニティエアコンと呼ばれるビルトイン16畳タイプのエアコンになります。
実はこれ1台で40坪(80畳)以上ある家全体の冷暖房を行う計画をしています。
このエアコンに熱交換型換気扇を接続することで、内部の温まった(冷やした)熱と外部からの寒い(暑い)空気の熱を交換して空気を入れ替えます。
その熱交換型換気扇は壁に取り付けるタイプでフィルターの掃除がしやすいのが特徴です。
最近いろいろと全館空調システムも出てきており、それぞれの特徴を確認しながら、どれが最も良さそうか検討していました。
その中でこのシステムは最も欠点が少なく、プライバシーを守りながら、快適に過ごせる為には現時点で最善の方法という事でこちらをお薦めさせて頂きました。
全館空調システムはどれも一長一短があり、万能という事はありません。
特に今まで、全館空調を行うのに大きな壁はコストとメンテナンスでした。
ですので、初期コストを抑えながら、メンテナンスがしやすいものを採用しております。
もちろん、家の大きさに対してエアコンの容量が小さいサイズでも全館冷暖房できる断熱性能は絶対条件です。
残念ながら、この断熱性能と全館空調を体感して頂ける季節ではなくなってきましたが、今月末には見学会も予定させて頂いております。
今日は完了検査も無事に終わり、外部では外構工事も始まります。