今日から令和になりましたが、新しい年号になっても変わらず良い家づくりに励んでいきたいと思います。
連休真っ只中ですが、神戸市垂水区KY様邸の内装工事がほぼ終わりました。
壁にはヨーロッパの漆喰を塗っています。
下地ボードの継ぎ目を処理してから全面に下塗りを行った後、漆喰塗りを行いました。
この漆喰の仕上げはコテムラを残さない押え仕上げとしてますが、熟練の職人さんでないと押えるのが難しく、綺麗な仕上がりになりません。
押えることで平滑な仕上げになるのですが、小さな石が入っている為、近くで見ると凹凸があり、独特の質感があります。
壁紙の上からの塗装仕上げも終わっていますが、壁の一面に淡いピンク色を使っています。
写真ではわかり難いですが、優しい色合いの塗装は飽き難く、落ち着いた雰囲気に仕上がっています。
また上から塗装することも出来る為、将来汚れたり、色を変えて模様変えも可能です。
それも職人さんに頼まなくてもご自身で塗装することが出来ます。
キッチンの背面には白いメトロタイルを貼っています。
キッチンはもちろん、ダイニングやリビングからも良く見える壁ですので、アクセントになる仕上げとして、質感のあるタイル貼りは有効です。
造作収納部分には建具を製作して取り付けました。
現場のサイズに合わせて、建具職人さんが作ったものを現場で調整をしたり、丁番やつまみを取り付けていきます。
他にもエアコン前につける木製ルーバーやガラス枠なども取り付けを行っています。
この建具の上から塗装を行うことで、また印象が変わります。
さらに照明器具やトイレ等の設備器具を取り付けて、来週には床の養生も取る予定です。