神戸市垂水区のT様邸では内装工事もほぼ終わり、床の養生を外しました。
玄関の床にはアンティークテラコッタタイルを貼っています。
アンティークテラコッタタイルはヨーロッパの古城などに使われていた100年以上前に使われていたものを綺麗にはがして、輸入した本物のアンティーク品です。
そのため見た通り、使われていた当時の汚れや傷はある程度付いたままになっています。
その分、あじのある雰囲気と現行品では絶対に出せない本物ならではの風合いがあります。
リビングやキッチン・ダイニングの壁にはヨーロッパ漆喰を塗っています。
この漆喰も独特の質感があって、違いがわかる方には人気の仕上げです。
造作キッチンの取付けも終わっています。
このキッチンにはミーレのビルトイン食洗機を組み込んで造作しました。
ミーレの食洗機は大容量で入れやすさが人気ですが、通常のメーカーのシステムキッチンでは対応が難しい場合もありますが、造作キッチンではそれほど難しくありません。
それでも家電品の海外製品はそのデメリットも含めて検討して頂く必要がありますが、T様は是非にと採用を決意されました。
造作洗面台も取り付けが終わりました。
洗面ボウルの下はオープンにすることで化粧時に使うスツールを収納したり、ゴミ箱などを置くこともできます。
また、前と横の壁の上部を開ける事で光を取り入れ、空間の広がりが生まれます。
現場では塗装や電気などの残工事や手直しを行っていく予定です。