加古川市のH様邸では畳や網戸も入り、ポーチの土間も仕上がりました。
広い玄関ポーチはモルタルの押え仕上げとしていますが、グレーの板張り外壁との相性も良く、すっきりとした仕上がりに。
このスペースは雨の掛からないカバードポーチの為、駐輪スペースとしても利用できるように考えています。
写真ではわかりませんが、外壁の板は1枚1枚木目が違っていて無垢材ならではの表情が出ています。
玄関は格子のあるカスミガラス入りの木製ドアがアクセントになりました。
こちらは家の裏側になりますが、裏側にも道路があり、外観がよく見えます。
もともと植えられていた樹木と板張りが良い感じでコラボして馴染んでます。
内部ではリビングの天井に屋根の形状を活かした勾配とし、板を張っています。
薄い木の色目が優しい雰囲気に仕上がりました。
正面の壁にも板を張っていますが、こちらはあえて白く塗装をして、壁と一体化させています。
壁の板張りは押ピンが刺しやすく、傷も気になりにくいので、採用された方には好評です。
リビングの天井になりますが、2階のルーバー床が見えます。
小屋裏に行く為に必要な床で通気を取る為にルーバーにしていますが、樹種も床と合うものを選ぶことで、インテリア全体のバランスが取れます。
ここはランドリールーム兼用の脱衣室です。
大容量の収納棚も造作している為、洗濯→室内干し→仕舞うまでが最短の動線で行えます。
右の床付近に見えるルーバーは床下エアコンを中に設置している為、特に冬はエアコンの乾燥を緩和して洗濯物も良く乾き、脱衣室の暖房も兼ねます。
さらにランドリールームには2方向から出入りできるようになっていて、動線と空気循環の面からも有効に働きます。
そんなH様邸も施主様のご厚意で完成内覧会を開催させて頂きます。
ホームページのイベント案内に掲載している写真は、ごく一部の紹介になりますが、実際の現場の写真ですので、ご興味のあるポイントが少しでもある方はぜひこの機会にお申込み頂ければと思います。
完成内覧会にお越し頂く方から『写真で見るのと実物は全然違いますね』とよく言って頂きます。
それは素材の質感や空気感であったり、温熱などの環境、実際に動くことで生活をイメージできるからかもしれません。
特に1年で最も暑いこの時期は家の性能を体感するのに絶好の機会です。
冷房の考え方やその仕組みについても実際に見ながらご質問頂けますので、ぜひお越しください。