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漆喰塗りと木製造作建具

神戸市垂水区のA様邸では内装工事も大詰めです。

漆喰塗り

左官屋さんが壁の漆喰塗りを行いました。
漆喰を塗るまでに下地処理としてメッシュテープや下塗りを事前に行っていて、この下地処理をしっかりと行うことで仕上げの出来も変わってきます。
漆喰はヨーロッパのものを使っている為、少し凹凸のある独特の質感になります。

木製造作建具

漆喰を塗り終えると建具屋さんが造作建具の取付けを行いました。
この造作建具はその名の通り、現場に合わせて製作した建具を現場で微調整を行って、丁番などの金物で取り付けを行います。
一般的なサイズのドアや引き戸などは既製品で木製の建具がある為、それらを大工さんが取り付けていますが、特殊なサイズや収納の両開き戸などは建具屋さんにお願いしています。

木製造作建具2

扉の板材も特殊なものを使うことが出来る為、デザイン的にも木の質感を活かした仕上げにできます。
最近、木の板を模したシートを貼った建具やキッチンなどの扉が増えていますが、遠目には見分けがつかない物もあります。
ただ、木の良さは見た目だけではなく、その触り心地や経年変化など様々な要素があると思っています。
何より、似せている時点で偽物だと感じてしまうのは私だけなのでしょうか・・

スケルトン階段

階段は仮に設置していた板をタモ材の踏み板に取り替えました。
スケルトン階段は開放的でインテリアのアクセントにもなります。
アイアンのオーダー手摺も納入されたので、塗装を行った後、取り付ける予定です。

造作建具などの塗装を行って、来週には照明器具やトイレなどの設備器具の取付けを行い、床の養生も外す予定です。