西宮市のS様邸では外部の工事が進んでいます。
屋根では上棟後、すぐにルーフィング(防水シート)を施工して、屋根からの雨水浸入を防いで、屋根材の寸法を測って手配していました。
屋根材のSGL鋼板が納品され次第、板金屋さんが葺いていき、ほぼ完了です。
黄緑に見える板のようなものは棟換気部材で、屋根のてっぺんに隙間を作り、天井裏の空気と外壁の通気層から上がってきた暑く湿った空気を排出します。
この棟換気部材は水が入らないような構造になっています。
大工さんは構造金物や筋違いなど構造的に重要な部材の取付けを行っていましたが、そのチェックを行う瑕疵保険の検査を受けました。
検査では気づきにくい釘の間隔について、指摘を頂きましたが、その場で修正しています。
大工さんや私も確認はしているのですが、細かい部分で見落としもある為、細かくチェックして頂けるのは有難いです。
瑕疵保険の検査に先立って中間検査も受けており、こちらは特に問題もありませんでした。
窓の取付けもほぼ終わりました。
S様邸の窓には樹脂サッシをメインに使っていますが、道路側には木製サッシも使用しています。
どちらも高性能な窓で結露はしにくいのですが、木製サッシはトリプルガラスにもなっている為、より性能が高いです。
北欧で使われるような窓なので、性能が高いのは当然と言えば当然ですが、見た目も木ならではの質感が人気の窓です。
ただ、この木製サッシはコストが掛かる点とメンテナンスが必要になる為、それをご理解頂いた上で採用となります。
外部では造作庇などの作業を行い、防水シートを貼る予定です。