すっかり秋が深まって、寒くなってきましたが、久しぶりに自宅の庭に手を入れてみました。
狭い庭の為、密な植え込みを行っていて、樹木同士が混みあう感じに。
特に奥のオリーブが今年は急に伸びて、3mほどになってしまいました。
自宅の中から眺めるには良いのですが、これ以上成長すると背が届かず、手入れも大変になります。
お隣にも迷惑を掛けるかもしれない為、植え替えを決意。
以前から剪定を何度も行い、その処分にも頭を悩ませていたのと、他に植えたい物があったのも大きな理由です。
奥の木がすっかり分からなくなりましたが、下にシロヤマブキを植えています。
手前には以前から植えたかった山紫陽花の伊予獅子手毬を植え付けました。
間の樹はレモンですが、サクランボのように実が生っています。
大きさもテニスボールより大きいくらいで楕円ではなくかなり丸くなってるのが気になりますが、年明けには収穫できそうです。
少しわかり難いですが、写真の右側はギンバイカが実を付けています。
ギンバイカの実は一般的には食べないので鑑賞だけですが、かなりの数があり、勿体ないと思ってしまう昭和生まれのおじさんです。
ギンバイカの左の足元にアカシア・テレサを植えていましたが、カイガラムシの大量発生にやられて花を付けないので、植え替えることに。
横に広がり、他の樹にもカイガラムシが移ってしまう為、仕方がないと言い訳をしつつ。
植え替えたのはノリウツギと言う樹の改良品種でコンパクトにまとまる樹形になるようです。
他にも奥に常山紫陽花を手前にハシカンボクを植えてみました。
結局、アジサイ園のようになってきましたが、今回は日本に自生する樹を中心に選びました。
これらの樹木に共通するのは花が魅力的で手があまり掛からず、虫に強いことと、樹が大きくならないか成長が遅いことです。
庭木の好きな方に言わせると邪道ですが、手を掛けなくても庭木を楽しむ生活ができるように自宅で試しながら、お薦め樹種などを選定しています。
一戸建ての住宅に住む魅力の一つは家の中から庭の緑を楽しめる事だと思っていますので、
少しでも草木を楽しんで頂ければと考えています。
また樹木が成長していくのを見るのも家に愛着を持てる一つの要素でもあると思います。