神戸市西区のIH様邸リノベーション工事ですが、解体工事が進んでいます。
まずはブロック塀や樹木など外構の撤去を行いました。
ブロック塀は高さが1.2mを超える為、神戸市の危険ブロック塀撤去の助成制度が利用できます。
他の市でもこのような補助制度がありますが、申請時期によって受けられない場合もある為、注意が必要です。
外部が終わると内部ですが、解体にも順番があります。
基本的には上から解体していく為、まずは天井をはがしました。
2階の天井をはがすとトラス構造の屋根組が出てきました。
この鉄骨組はかなりしっかりしていますが、屋根の下地板を支える木の桟(母屋)が間隔が空き過ぎていて、この状態で屋根の上に乗ると下地板がたわんでしまいます。
これは事前調査で確認していた為、間に補強材を入れる予定です。
2階から壁仕上げと床のフロア、根太を取り払った状態まで思ったよりも順調に進みました。
壁も床も事前に確認していた為、予想通りで特に問題もなさそうです。
1階も床をはがしましたが、思ったよりも綺麗でシロアリなどの被害は全くありませんでした。
この後、土台なども撤去を行い下地からやり直しますが、基礎は少し検討が必要です。
解体を行ってみて、やはり事前調査と確認、検討は大事だという事が再認識できました。
事前調査を行って、いろんな状況は想定した上でリノベーションのプランに反映していた為、大きな問題もなく進めることができそうです。
それでも、想定外はあるのがリフォームですが、IH様邸では大きな想定外はなかったので、良かったです。
ここからは何点か検討を行う事があるのと、窓などの材料手配がある為、準備を行った上で工程を組んでいく予定です。