昨日は神戸市西区のI様邸で構造断熱見学会を開催させて頂きました。
以前にホームページで申込み案内をさせて頂くと書いていたのですが、案内をする前にお申し込みが埋まってしまった為、受付させて頂くことができませんでした。
お待ち頂いた方には申し訳ありませんでしたが、またの機会にお越し頂ければと思います。
昨日は少し寒い中でしたが、ご予約頂いた4組の方には建築途中の現場を見て頂きながら、構造や断熱の重要なポイントとなるお話をさせて頂きました。
皆さま真剣に聞いて下さり、ご質問もいろいろとして頂きました。
24時間換気の事や断熱と気密の関係など勉強をされている方が多く、説明も少しマニアックな内容になってしまいました。
耐震性や省エネ性、耐久性について根拠を持つ事の大事さを資料で説明させて頂いたのですが、頷かれる方が多かったのが印象的でした。
ただ、昨日はうっかりしていて、屋根裏の断熱状況をご覧頂くのを忘れていました。(申し訳ありません)
桁上断熱と言って梁の上に合板とシートを貼って気密を取った上にセルロースファイバーを吹き込みました。
この断熱方法は電気の配線などで気密ラインに穴を開けない為、気密がとりやすいのが特徴です。
また天井裏にスペースがある為、後で配線などを行う事も可能な方法です。
断熱施工もしやすい為、断熱材の詰まり具合を確認しながら確実に厚みを吹くことができます。
I様邸では350mmの仕様ですが、ある程度下がる事も予想して実際には400mmほどの厚さで吹き込んでいます。
昨日も話しましたが、これくらいの厚みを取る事が夏の暑さ対策として重要だと考えています。
I様には現場を快くお貸し下さいまして、ありがとうございました!
これから大工さんの造作工事も本格化していきます。