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播磨町U様邸の上棟

播磨町のU様邸で棟上げを行いました。

土台敷き

上棟に先立って、土台敷きを行っていました。
基礎とアンカーボルトで緊結する為に土台に穴を開けるのですが、土台に桧材を使用している為、桧の香りが漂います。
木は切ったり、刻んだりの加工を行うことで香る為、木の種類がよくわかります。

1F床下地板

土台の上に床下地板を貼っていきます。
この穴の部分には柱が入るように欠き込みの加工を行っています。

2F梁組み

U様邸は全面道路や敷地状況、電線の位置などの関係でレッカー作業が難しい為、大工さん達による手上げでの棟上げ作業となりました。
今週の天気予報が良好だった為、今日の棟上げに向けて、事前に1階の柱や2階の床組みを行っていました。
2階の床を支える梁材は断面寸法が大きく、重たい物があり、持ち上げるのはひと苦労です。
4人でようやく上げることができる梁が2本ほどありましたが、何とか無事に納めることができました。

2F床下地板

2階の床下地板まで先日行うことができたので、今日は2階からの骨組み作業となりました。
天気に恵まれ、暑いくらいでしたが、大工さん達はいつもながら手際の良い連携を見せてくれました。

桁上合板

今日は2階の柱から屋根を支える小屋梁を組んでいき、その梁の上(桁上)に横方向の力に抵抗する為の水平構面と気密を兼ねた合板を貼りました。
これによって屋根の作業が安全に精度よく行えます。

上棟

昼前には棟木を納めることができて、棟が上がりました。

上棟2

U様ご家族もお越し頂いたので、屋根裏に上げる幣串と一緒に記念撮影を。

屋根下地

午後には屋根の下地となる桟(垂木)を取り付けていき、屋根の下地板も貼りました。

上棟完了

さらに外壁の下地となる面材も仮留めを行っていき、大工さんの作業は完了です。
夕方には屋根屋さんが駆けつけて、屋根の下地板の上から防水シートを貼り終えました。
これで屋根からの雨水の心配もなくなり、予定通りの工程で進めることが出来そうです。
大工さん達はレッカーのない作業で大変だったと思いますが、よく頑張ってくれたことに感謝です。

U様、今日は上棟、おめでとうございます!
これからは徐々に作業が進んでいきますので、楽しみにご覧頂ければと思います。