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稲美町TS様邸の気密測定

お盆休みも終わり、今日から通常業務を行っています。
ただ、休みの間も現場は動いていました。
先週の話ですが、稲美町のTS様邸で気密測定を行いました。

稲美町で気密測定

TS様邸は1階が2階に比べて大きく下屋が2ヵ所あるだけでなく、ロフトもあり、天井と屋根の断熱がある為、断熱ラインが複雑でした。
その為、C値は0.5cm2/m2程度であれば、十分だと考えていました。

気密測定結果

その結果がこちらです。
相当隙間面積C=0.2cm2/m2と言う結果で、予想以上の結果に少し驚きました。
もちろん施工はいつも通り、しっかりと行っていますが、もしかすると多少は外張り断熱の施工によって気密性が上がったのかもしれません。
それにしても大工さんを始め、職人さん達の丁寧な施工があってこその結果です。

屋根吹込み断熱

気密測定に先立ってですが、屋根の吹込み断熱の施工の状況です。
天井や屋根の断熱は350mmもの厚みを吹き込みしていますが、夏の屋根からの熱をしっかりと遮る効果があり、実測しても天井付近の温度も床と1℃程度しか変わりません。

オーク無垢フローリング

床には幅広のオーク無垢フローリングを貼りました。
幅が広いので、伸び縮みも多少は出ますが、大きな空間でのダイナミックな仕上がりと無垢ならではの魅力があります。
しかも節や色ムラが少ない上質なオーク材はどんどん希少になっていて、いつまで手に入るかもわかりません。
すでに養生されていますが、完成時に見るのが楽しみです。

シラス壁下塗り

外部では左官屋さんがシラス壁の下塗りを行っています。
下塗りを行ったあと、すぐにグラスファイバーメッシュを表面に伏せこむことでひび割れを減らします。
養生した後、仕上げ塗りを行う予定です。

それにしてもこの暑さでは、現場にじっといるだけでも汗が止まりません。
その中で作業をしてくれている職人さん達にはいつもながら感謝です。