稲美町のTS様邸では内装工事が進んでいます。
リビングにはテレビ台を造作していますが、横に収納も設けることで集まりがちな物を片付けることができます。
造作とすることで空間に馴染み、すっきりとした上で木の質感が映えるアクセントにもなります。
壁紙を貼り終えた後、その上から塗装を行いました。
臭いのほとんどしない塗料ですので、先日の内覧会でも新築独特の臭いがしないと言うご感想も頂きました。
塗装を行うことで水拭きができて、将来汚れが気になったり、模様替えを行うのに上から何度も塗装を行うことができます。
ゴミを出さずに済むため、将来的にもリスクが少ない仕上げだと思います。
塗装が終わった段階で、吹き抜けに面した部分に木製のスリット手摺を施工しました。
明石市のN様邸でも好評だった木製スリット手摺ですが、TS様邸でも1本1本、大工さんが加工して留めつけています。
手摺の太さや間隔の微調整を行い、より繊細な仕上がりになりました。
その分、大工さん泣かせで苦心作となりましたが、上質な素材と繊細な仕上がりは空間にメリハリを与えてくれます。
また、内装建具も塗装を行い、取り付けができる部分の施工も行いました。
天井までのハイドア仕様ですが、2階はロフト部分の天井が下がっている為、特別に高いわけではないです。
それでも、すっきりとした仕上がりとオークの板は上質な仕上がりになります。
1階では漆喰の下地塗りを行っています。 ヨーロッパの漆喰は小さな石の質感による凹凸が出ますが、この下地処理によってもムラが出てしまうため、熟練の職人さん達が手際よく綺麗に仕上げていきます。
引き続きヨーロッパ漆喰の施工を行い、来週には照明器具や設備器具などの取り付けも行っていく予定です。