昨日は明石市のN様邸で個別相談会を開催させて頂きました。
家づくりのご相談と兼ねて実際に完成したお家のご見学もして頂きました。
それだけでなく、床下エアコン1台のみの体感見学会としては、先日からの厳しい寒さもあったので最高の環境だったと思います。
昨日も外気温では最高でも6度くらいでしたが、室内は常に23度程度をキープしていました。
それも前日の夜にタイマーで床下エアコン1台を稼働させていただけで、朝には停止しましたが、室温は下がることはありませんでした。
何より1階と2階の温度差がほぼ無い状態だった事と1組ずつのご案内で入れ替わりの度に窓を開けて空気の入れ替えを行いましたが、一瞬室温が下がってもすぐに元に戻っていたのは日射熱と蓄熱の効果と言えます。
遠方からお越し頂いた方も時間を守ってご来場くださったおかげでスムーズに進めることが出来ました。
相談会と言う事もあり、皆さま真剣に家づくりを考えられている方ばかりで、ご質問も具体的な話や今後、どのように進めていけば良いかと言った前向きな話ばかりでした。
お答えする側としても出来る限り、どうすればその方にとって良い家づくりを行えるかといった姿勢で、お話させて頂きました。
古い建物の社宅にお住まいの方は『3台の暖房を使って、27度の設定でもさらにダウンジャケットを着ないと過ごせない』とおっしゃっていたり、
建売住宅にお住まいの方も『暖房1台ではとてもじゃないが、こんなに暖まらないし、暖房を切ればすぐに冷えてしまう』『今住んでいる家とは全然違う』と驚かれていたのが印象的でした。
私も1日滞在して、自宅との差を感じました。
自宅は10年前に省エネ基準よりも高いレベルの性能(Q値1.9程度)で建てましたが、年数が経った事で少し性能が落ちていると思われます。
そんな自宅で暖房は一応、1台である程度は暖まりますが、N様邸とは『暖かさの質』が違うと感じました。
これは言葉で表現は難しいですが、床や壁、天井の表面温度の違いや気密性の違いによる気流、日射による熱など様々な要因によって起こると思われます。
結局のところ、断熱性と気密性、日射取得といった基本性能を高めたことによる効果の違いになります。
国の省エネ性能以上に性能を上げる意味がこの快適さにあることを実感できた事は私達にとっても良い経験でした。
少し長い時間、体感して頂くと本当の性能がわかるので、特に盛夏の頃や厳冬期はもっと体感して頂きたいと思いますが、新型コロナの事を考えるとたくさんの方のご案内は難しいというジレンマも感じています。
それでも今後も少しずつでも体感して頂く機会を設けていきたいと改めて思いました。
次回は、2月に完成内覧会&体感見学会を開催したいと思っていますがコロナの拡大状況によっては、家づくりをお急ぎの方とご計画中の方のみのご案内となるかもしれません。
ホームページでも改めてご案内する予定ですが、オーブルホームのイベントにご興味をお持ちの方はお電話( 078-784-0206) 頂ければと思います。