淡路市のH様邸では外部の工事が進んでいます。
屋根にはSGL鋼板と言うガルバリウム鋼板にマグネシウムを加えてより耐久性が増したものを使用しています。
こげ茶色なのは写真ではわかりませんが、大屋根は7mもの長さになる為、地面からでも屋根がよく見えて、見ごたえがあります。
外壁はまず防水シートを貼ることで外壁から雨水の浸入を防ぎました。
この防水シートも耐久性がより高いものを使用していて、通常の透湿防水シートよりも保証期間も長いのが特徴です。
防水シートを貼り終えた後、通気胴縁と呼ばれる木の桟を留めていきました。
この木の桟の間を温められた空気が上昇して、屋根裏で熱せられた空気と一緒に屋根の一番高い棟部分から排出されます。
この空気の流れが起きることで壁の中の湿気が溜まることなく、結露などの問題も起きにくくなります。
屋根の部分には軒裏からの通気ガラリを設置することでさらに空気の流れが起きやすくしています。
写真では壁際に穴の開いたステンレスの部材を使用していますが、目立たないので、見落としてしまいがちですが、大事な部材です。
通気胴縁の上から通気ラス(金網)を施工しています。
この通気ラスは特殊な処理をされた鋼板から作られた金網で耐腐食性が高く強度もあるため、この上からモルタルを塗ることができます。
連休中も少し作業を進めることが出来たおかげで来週には1回目のモルタルを塗る予定です。