明石市のU様邸では設備や照明器具などの取付けも終わり、床の養生が外れました。
部屋の中心にあるセンターキッチンを採用している為、レンジフードもセンターフードを使っています。
センターフードは文字通り、壁のない状態で天井にレンジフードを取り付けます。
その為、換気ダクトや吊り金具などをピンポイントで仕込んでおく必要があり、施工はとても大変です。
その分、施工された後の見た目は抜群で浮遊感があり、白いタイプでは主張し過ぎない為、空間に一体感をもたらします。
とりあえず無事に良い位置に取り付けが終わり、ひと安心です。
設備器具などの施工に先立って、造作建具の取付けも行いました。
建具屋さんが現場の寸法に合わせて製作した造作建具は現場で金物などの加工を行い、つまみや引手などを取り付けていきます。
現場に綺麗に納まった造作建具に今度は塗装屋さんが塗装を施します。
こうすることでピッタリのサイズの収納が空間に馴染んだインテリアの一部となります。
特にセンターキッチンの場合、背面収納などもよく見える為、空間と一体化した収納と置き家具では印象が大きく変わります。
計画段階で全体の空間をイメージして収納の種類や色、アクセサリー等を選ぶ必要がある為、感覚がとても大事です。
床の養生を外し、ハウスクリーニングを行って、完了検査も受けました。
特に問題もありませんでしたので、これから外構工事が始まります。