神戸市北区のＫＭ様邸では基礎工事を進めています。
先月、掘削から工事が始まりましたが、岩盤があるため通常の機械では掘れず、専用の機械で掘り進めました。
道路との段差がある為、一部を深い基礎にする必要がありますが、その部分を掘る時に写真の白く見える岩盤が出てきました。
解体工事の時にある程度、予想が出来たので、すぐに機械を準備することが出来ましたが、掘るだけでも大変でした。
その分、地盤の心配がないので、掘り起こした表面をしっかり固めながら作業を進めました。
上の部分は通常通りの施工で捨てコンクリートと防湿シートを施工していますが、深基礎部分との接続で手間と時間が掛かりました。
深基礎部分の配筋を先行して行いましたが、２重の配筋でより頑丈なつくりとなっています。
配筋の確認を行った後、ベース部分のコンクリートを施工しました。
このあと立ち上がり部分のコンクリートを施工して養生した後、土を埋め戻し、締固めを行って、通常の基礎配筋の準備ができました。
深基礎部分の鉄筋とつなげるようにベース部分の鉄筋を組んでいき、ようやく配筋が完了です。
その後、第三者の検査機関の方に配筋検査を行って頂きましたが、特に問題はありませんでした。
配筋検査が終わった後、続けて土間コンクリート、立ち上がりコンクリートと作業を進めています。